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CLOSET

kewpieの個人ブログ。

2年後の春

人はどうして、何かを始めた季節を忘れられないのだろう、とふと思った。

思い出したのは2年前の春。バイトを始めた季節だった。あのときの気持ちの高ぶりはいまでも覚えていて、毎日が新鮮なことばかりだった。といっても、きれいな思い出ばかりじゃない。毎日、上手くいかない、できない自分に不安や苛立ちを感じていたし、今でもそのことを思い出すと苦しくなる。どうしてもっと上手くできなかったんだろう、と後悔することも多い。年月が経つごとに思い出はきれいにされていくものなのかもしれない。それでも、毎日が輝いていたと思う。人から見て自分がどう映っていたかは分からないし、迷惑ばかりかけていたことは間違いないのだと思う。だけど、自分の中で、新しいことをスタートしたときの気持ちはいつまでも消えなくて、初めて見た景色や、電車の車窓から見る、青空や新緑の風景、当時聴いていた音楽はしっかり脳裏に刻まれている。もうダメなのかな、とふと思ってしまうとき、あのときの記憶が、事実が支えになってくれている。

またあんな気持ちになれる季節が来るのだろうか?そんなことを思いながら、2年後の春を迎えようとしている。

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雪景色

朝起きると、今年何度目かの雪が降っていた。昨晩から降り続いていたので、少しは積もっていることを期待しながら、窓からの景色をぼんやりと眺めた。積もってはいたけれど、寝不足から来る眠さと、布団の温かさに負けてしまい、結局また二度寝をした。

1時間後、二度寝から目を覚まして、朝ごはんを食べ、ブーツを履いて外へ出る。雪は窓から見たときよりもしっかりと積もっていた。

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去年も雪は何度か降っていたけれど、全然積もらなくて悲しかったので、ようやくちゃんとした雪景色が見れた気がする。あたり一面の銀世界に、気分がみるみる高揚していく。

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雪に覆われた世界はなんと美しいのだろう、と、雪が降るたびに思う。いつも見る景色とはまるで別世界だ。いつもなら見過ごしてしまうような庭の草木も、特別なオブジェのように見える。

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そのまま歩いて川へと向かった。どんなときも足が真っ先に川へと赴くのはなぜなのだろう。いつも川になにかを期待している。

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やっとこさやって来たはいいものの、寒風が吹きつけ、雪が舞う川の水面を見るだけで寒々しい気持ちになって、足早にその場を去った。

少し時間を置いたあと、さっきとは違うコースを歩く。どこに行こうか悩んで、民家の間の狭い路地を選んだ。傾斜のきつい坂を、滑らないようにゆっくりと慎重に歩いた。

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お目当てはいつも散歩で行く神社。天気以外の変化はないのに、なぜかいつもここへ来てしまう。神社とか、お寺とか、なにか引き寄せられるものがあるのかなあ。

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空から落ちてくる雪と、木の枝から落ちる雫が顔にぶつかって、あまりの冷たさに身震いしていると、ふと梅の花が視界に入ってきた。

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すっかり雪に気を取られていたけど、春の準備をするかのように梅の花はしっかりと寒空の中に咲いていた。「雪の重みに耐えて生き抜いた その誇りで春を照らせ」という、どこかで聴いたフレーズが頭をよぎる。エビ中の「梅」の歌詞だった。そういえば、梅は桜よりもいつも早くに咲いているのに、そのことをすっかりと忘れていた。

春には満開になる桜の花も、あともう少し。

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冬だ冬だと思っていたけれど、もうすぐ春が来る。自然はちゃんと、そのための準備をしているんですね。

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また足跡を残して帰路へ着いた。まだ雪は降るかもしれないけど、その瞬間の景色を残しておきたくて、一生懸命写真を撮った。あのとき撮っておけばよかった、と後悔はしたくなくて。その時にしか感じられない感情を、ちゃんと残しておきたい。

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冬が終わって春がやってくるころには、自分も次のステップへ進みたいな。

アイドルもなる病気

ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

昨日、このニュースを知ってびっくりしました。

ハロプロから「パニック障害」という病気を公表するメンバーが出てきてしまう、ということに。ハロプロというのは、アイドルの老舗ブランドであり、栄枯盛衰はあれど、どの時代のアイドルシーンでも必ず必要とされてきたブランドだと思っています。でも、そのブランドを支えているのは至って普通の女の子たち。「アイドル」という煌びやかで強そうな肩書きに隠されているけど、裏では色々あって当たり前、改めてそんなことを思わされた気がします。

相川茉穂さん。いまはとても大変だと思います。ステージでも発作が起きたと書いてあるけれど、家でも発作に振り回されている自分からしたら、すごく強いなあと思います。自分はこの病気になって来月で一年になるけれど、毎日毎日、一定のペースを保って生活するだけでも難しいし、悪くなったり良くなったりを繰り返す病気なので、精神的にもしんどいと思います。でも逆に言うと、苦しいことばかりではなくて、以前のような状態に戻れる時も必ずあるので、あまり悲観的に考えないでほしいです。全部、自分の経験談なので、言い聞かせてしまう感じになってしまうのですが。

この病気は誰でもなるし、知名度もそこそこある病気だと思うけど、誤解も多いし、なった人にしか分からない苦しみがあると思っていて、それは20年近く同じ病気を患っている姉を横で見てきた自分がそうでした。そばにいてまるっきり理解したつもりでいたけれど、自分がなってみたらまったく別だったし、想像していたよりもずっと辛かった。でも、誰でも少しの知識を持つことはできるし、理解はできなくても、理解しようという気持ちにはなれると思います。相川さんのファンが一生懸命病気について調べているのを見て、そんなことを思いました。

アイドルという職業は華やかに見えるけれど、とても過酷だと思います。今は何も考えずに、ゆっくり休んでほしい。まだ17歳だし、17歳ゆえの辛さもあると思うけれど、そのぶん人生は長いです。

また必ず笑顔になれる日がやってくるし、その笑顔が見れる日をゆっくり待っています。

 


 

この機会に、病気関連の記事をカテゴリーにまとめてみました。少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。

過去のブログで書いていた分はこちら。

今年の振り返りと、来年に向けて

年の暮れも迫ってきたので、今年の振り返りと来年に向けての目標を書きたいと思います。

今年の振り返り

デザイン
  • プライベートで、色々なジャンルのデザインに取り組めたのが良かった。毎日こつこつと積み重ねていくのは大事だな、ということが実感できて、色々な面が少しずつ伸びてきた気がするので、これからも伸ばしていきたい。ただ、自分のやりたいことしかやれていなくて、実績が足りないなあと思って悩んだ一年だった。前々から考えていた、プライベートなブログをそれなりにしっかりとした体裁で作れたのはよかった。
マークアップ
  • 実装をする機会をあまり作れなくて良くなかった気がする。ただ、はてなブログのブログテーマを何度か作るたびに、スピードやスキルは上がってきたなあと感じたので、これからも続けていきたい。
チャレンジ
  • 改めてアプリやWebサービスのおもしろさに気づいて、作りたいアプリやWebサービスを考えてみたり、デザインを作ってみたり、手を動かせたことはよかった。
  • JavaScriptを使ってWebサービスを作りたい、と思って取り組んだはいいものの、途中で蹴躓いてしまい、それ以来おざなりになってしまっているのが残念。躓きを上手く乗り越えられるか、という部分でだいたい詰まるんだと思う。ググって、色んな人に聞いて、ひたすら書くしかないなと思った。
  • 写真が上手くなりたくて、よく撮った一年だったと思う。レタッチにもチャレンジできたので、来年はそれを伸ばしていきたい。カメラが欲しい。
  • 日報を書いてみようと思って、何日か続けて書いたら、結構良いなと思った。途中でやめてしまったけど。
  • 全体的にはあまりチャレンジできなかったので、来年頑張っていきたい。
体調
  • 病気になったこともあり、その点はマイナスだったけれど、意外にあまり大きく変わった感じはしない。胃腸が少し不調だったかな、という印象。最近は体力が落ちてきているので、以前やっていた筋トレを再開した。

来年やりたいこと

デザイン
  • 来年はもう少し実績を作ることを意識して動いていきたい。あと、計画的に取り組む、ということが上手くできていないので、もうちょっと計画的にやっていきたい。全体的なスキルをもっと伸ばしたいので、とにかくインプットとアウトプットを頑張る。
マークアップ
  • とにかく、積極的に実装する機会を作ってスキルアップしていきたいなあと思う。大規模なサイトのマークアップなんかもあまりしたことがないので、出来る機会があるといいな。
チャレンジ
  • おざなりになってしまっているJavaScriptに毎日触れる習慣を身につけたい。JSじゃなくても、何かしらコードを書く習慣にしたい。
  • 物事の取り組み方が下手なので、これからは変えていきたい。苦手なことを後回しにしてしまうので、優先順位を考えて上手く取り組んでいきたい。
  • 今年は全然本を読めていなかったので、来年は本を読む年にしたい。去年も言っていたような気がするけれど、デザインの分野だけじゃない色んな本を読んで、視野を広げていきたい。
  • 目標を立てて取り組むということに関して、もう少しちゃんとしていきたい。今年は特にあまり目標を立てれなかったので、来年はしっかりやりたい。
  • どこでもいいので旅行をしたい。日帰りでもいいけど、とにかくどこかに行きたい。できれば関東方面に行ってみたい。
  • 友達が欲しい。
体調
  • 今年は特にメンタルが大きく左右されて辛かったので、コントロールを上手くやっていきたい。運動と食事にも気をつけたい。不摂生になって、別の病気を併発しないように気をつける。

総括

全体的にマイナスな事が多かった一年だったかなあと思いますが、収穫もあったはずなので、来年も頑張っていきたいです。今はとにかく病気を軽快させることを第一に頑張りたい。来年もよろしくお願いします!

アイドルとは

昨日、SMAP×SMAPの最終回を見た。朝から今日はスマスマの最終回だから見なければ、と思っていたのだけど、時計を見るとすでに開始時刻を過ぎていた。リビングに行くと、当たり前のようにテレビのスイッチが入っていて、昔のSMAPの映像が流れていた。

延々と流れ続ける過去の映像を見て、SMAPってこんなグループだったんだ、と思った。自分が生まれたころにはすでにSMAPは活躍していて、小学生のころにはいて当たり前の存在になっていたので、成り立ちとか、ブレイクするまでの過程とか、インターネットで調べた文字の情報では知っていても、映像をリアルタイムで目の当たりにすることはなかった。だから新鮮だった。こんな機会にSMAPの歴史を振り返ることになるのも皮肉だけど、単純に番組の作りとしては愛が伝わってきてよかったと思うし、最後にラストステージに選べるような番組を長年続けられたことも、すごいことなのだと思う。

凝縮された歴史を振り返って、しみじみとSMAPって本当に良いグループだなあ、と思いはじめたとき、予告されていたラストに差しかかる。分かってはいたけど、現実は残酷だ、と思った。終わりは待ってくれない。夢はいつか終わる。そう言われているようだった。

色とりどりの花が散りばめられたセットで、SMAPが世界に一つだけの花を歌う。いままで何度も見聞きしてきた曲だけど、あんなに全力で歌われたあの曲を見たのは、初めてだったと思う。歌っている全員が、身体中に力が入っているように見えた。とにかくプロとしてこの場を全うしようとしている様子がうかがえて、見ていて辛くなった。こうして終わる以上は、SMAPとして最後まで居続けなければいけない、そういった覚悟が伝わってきたような気がした。

釈然としないまま番組を見終えて、寝床に入っても、さっき見た映像が、メンバーそれぞれの表情が、ぐるぐると頭を回って眠れない。アイドルとは、ジャニーズとは何なのだろう。そんなことを思わされる。

 


 

自分は嵐を応援していて、嵐はそれまで興味がなかったジャニーズの中で初めて好きになったグループなのだけれど、もしも同じような立場に立たされたら、と思うと恐ろしさすら感じる。表沙汰になっていないだけで、もしかしたら同じようなリスクとは常に隣り合わせなのかもしれない。一言で言ってしまえば、残酷な世界である。

物心ついたときからアイドルを応援してきたけれど、ここまで夢と残酷さが隣り合わせな世界だと突きつけられたのは今回が初めてで、そのきっかけがトップアイドルグループのSMAPだということに悲しさを覚えて仕方がない。勝手に、SMAPは数多あるアイドルの中で一番息の長いグループで、これからも続いていくもので、ずっとジャニーズのアイドルグループのお手本なのだと思っていたから、解散後のジャニーズの世界が想像できない。秩序が変わってしまう。

自分はアイドルを見るのが生きがいのような人間で、今後もそれは恐らくやめられないと思うのだけれど、アイドルに対しての見方は今回をきっかけに大きく変わる気がした。分かってはいたけれど、今、テレビに当たり前のように出続けてくれているだけでもありがたい存在なのだ。

SMAPというグループがこの世界に存在しなくなることが、未だに信じられない。「存在していたもの」として扱われることにも、恐らく当分は慣れない。全てが過去になってしまうということは、なんと寂しいことだろうか。

笑顔抱きしめ 悲しみすべて
街の中から消してしまえ
晴れわたる空 昇ってゆこうよ
世界中がしあわせになれ!

SMAP/歌詞:オリジナル スマイル/うたまっぷ歌詞無料検索

今はまだ納得できないけれど、すべていつか納得できるのだろうか、と、モーニング娘。の「I WISH」の歌詞を思い出した。アイドルとは、人生だなあ。

いまこの世界で活躍されている、全てのアイドルの方々に敬意を表します。